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プロに任せてリスクを軽減する「投資信託」

資産運用はじめの一歩

投資信託の基礎知識


株式投資やFXは個人で銘柄や通貨を決定し、売買を行います。そのため、知識がなければ失敗する可能性も高まりますし、自分で指示を出さなければいけないため、それなりの手間も必要となります。そういった煩わしさを、資産運用のプロにすべてまかせてしまうのが投資信託です。投資信託では資産運用会社が個人投資家から資金を集め、その集まった資金を信託銀行が個人投資家に代わって運用します。そうして利益が出た場合は、利益の一部を手数料として差し引く代わりに、残りの利益が出資者に分配されるのです。もちろん、投資のプロでも運用に失敗することはありますが、素人が安易に手を出すよりは、リスクはずいぶん軽減されることでしょう。
投資信託は銀行や郵便局、証券会社などの窓口で購入することができ、販売されている商品の種類はさまざまです。たとえば、預けた資金の運用期間だけをとってみても、1年間のものもあれば、5年間のものもあります。また利益の分配も、運用期間が終わったあとに一括で分配されるものもあれば、毎月利益が出るたびに分配されるタイプもあります。ほかにも、資金の運用方法をあらかじめ制限しているものなどがあり、購入する商品は担当者の話をよく聞いてから決定することが大切です。

リスクが少ないもうひとつの秘密


投資信託のリスクが少ない理由は、投資のプロが資金を運用するということもありますが、多くの場合はリスク分散型の運用を行ってくれることです。たとえば、ひとつの会社の株に資金を集中させてしまうと、その会社の株価が上昇したときには大きな利益を得ることができますが、その逆の結果となることもおおいに考えられます。そうならないために、投資信託では、ひとつだけでなく、複数の投資先に分散して資金を投入しているのです。そのため、ひとつの投資先が失敗に終わっても、残りの投資先が順調であれば、トータルで利益を出すことが可能なのです。
このような分散型の投資は、個人でももちろん可能ですが、実際にやってみると非常に大変なことがわかります。かりにチャレンジしたとしても、ひとりで把握できる情報は限られているため、それほど多くのリスク分散はできないでしょう。しかし投資信託では、世界規模の投資先へ、リスクの分散を行ってくれるのです。

投資信託はさまざまな手数料がかかる


投資信託はプロによって資産を運用してもらう代わりに、手数料を支払う必要があります。手数料は商品の購入時にかかるほか、運用されている期間も毎日徴収されています。そのため、運用利益が出ていたとしても、最終的に分配される金額がマイナスになってしまう可能性もあるのです。
また投資信託をすすめる証券マンによっては、この商品購入時の手数料を目的として、投資信託の途中解約をすすめ、あたらしい商品をつぎつぎと紹介してくる悪質な販売員も少なくありません。資産運用はプロにまかせるとしても、まったくの無知識でいるのではなく、投資信託についての知識はしっかりと勉強しておきましょう。

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